前世体験★ 揺れるもの恐怖症の克服(風鈴 続編)


前回のセッションで風鈴に対する恐怖はかなり改善されましたが、

ヒプノセラピーの2日後の外出時、ふわっと吹いてきた風にゾクゾクっとしたものを感じたと言う事を

メールにてクライアントのHさんから報告を受けました。

 

まだ、奥の方に潜んでいるものがありそうですね。

 

次回のセッションまで、3週間ほど間が空いていましたので、

恐怖心が湧いてきた時の対処法として、

即効で心を落ちつかせ、ニュートラルな状態に戻す方法を対面で詳しくレクチャーしました。(無料)

 

そのおかげで、2回目のヒプノセラピーの予約日まで、風鈴の恐怖によって日常生活に支障をきたす事は無かったようです。

 

 前回のヒプノセラピー体験談はこちらから・・・

 

 

★初回 前世体験の概要(重要な場面 日本)

戦争により家々が焼けつくされている状況の中、さっちゃん(前世の7歳の女の子)は兄と共に逃げていたが、

その兄が落ちてきた瓦礫に足を挟まれ身動きが取れなくなってしまう。

 

小さなさっちゃんは兄を助けだす事が出きず泣き叫ぶが、そんな中どんどん火の手が迫ってくる。

兄は「逃げろ!」と叫ぶが兄を置き去りにして自分だけ逃げる事は出来ない・・・・・

 

(その間、さっちゃんを恐怖心、不安感、無力感、罪悪感など様々な感情が取り巻いている)

しかし、どうにもならない状況に泣く泣くさっちゃんはその場を去り一命を得る。

 

 

「風鈴に対する恐怖を感じた前世」として退行しましたが、初回のセッションでは、直接的に風鈴は出てきませんでした。

しかし、

この様に恐怖の対象物が直接的に出てこなくても恐怖症の改善はなされます。

Hさんの潜在意識は「まずここから始めて!」と言う事なのでしょうね。

そして、第2回目のセッションへと続きます。

 

 

 

★2回目 体験前 カウンセリング

 

まず、セッション前に持参した南部風鈴(我が家の物)をHさんにお見せして

鳴らしても良いかの了承を得た後に風鈴を揺らしてみました。

その時にどんな感じがするかを詳しく説明して欲しいと頼んだ所、

喉の奥が詰まる感じがして、呼吸が苦しくなる、ぞっとするとの事でした。

私から見ても顔が硬直して引きつる感じがしました。

対面カウンセリング時に対処法を学んだので、恐怖を感じても数分で立ち直る事が出来るようになりましたとの事でしたが、

根本的な問題は解決していないようですので、

今回のテーマも「風鈴に対する恐怖」としました。

 

 

★2回目 前世体験 概要 (重要な場面 日本)

 

ゆう(前世の自分 30歳女性)は呉服店の一人娘、婿養子を迎え後を継ぐ。

胸を患い床に伏せている(もう長く生きられないと感じている)

季節は夏、寝床から庭を見ている

(幼少の息子と娘が、蝉を採ったりして無邪気に遊んでいる様子を眺めている)

ここで、「風鈴があります!」とHさん

縁側に吊り下げられた鉄製の風鈴を見つけました。

ようやく恐怖の元に辿り着いた感じです。

しかし、

この時、風鈴の音色はむしろ心地よくて、恐怖感は全くない様子。

どの様にして、風鈴=恐怖となるのでしょうか?

時を進めてみましょう

夕暮れ時、辺りがだんだん暗くなってきました。

子どもたちはもう部屋に戻り、ゆう(前世の自分)は一人寝床に取り残されました。

暗くて誰もいない。

この時のゆうの感情は

子供達を残して逝かなくてはならない罪悪感、

まだ死にたくない気持ち→死に対する恐怖、

寂しい、無力感・・・・・・

し~んと静まりかえった中、風鈴の音色だけが暗い空間に響き渡っている・・・・

そして、ゆうは息を引き取ります。

 

 

このような状況の中で、風鈴の音色と死の恐怖が瞬間的に強く結びつき、それが恐怖の元凶となって行ったようです。

現世、風鈴の音色を聞いたり見たりすると、この過去世での最期に感じた感情が浮上してくるのかもしれません。

 

 

続けて、風鈴の恐怖と同じような恐怖を感じた他の前世を探索しました。

今度はニュージーランドの男性サム(40歳代)

洞窟で作業中に岩盤が崩れ下敷きになる。

暗い洞窟で一人

絶望感の中、上からボタボタと水滴が一定のリズムで滴り落ちているのを聞いているサム(前世の主人公)

このままここで死んで行くのか・・・・

後日、幸いにも助け出されるのですが、

一人暮らしの寂しさからお酒の量が増え

その日も一人でお酒を呑み続け

結果、アルコール中毒でテーブルにうつ伏せになりそのまま孤独な一生を終えます。

 

*2つの前世の中に閉じ込められていた<不要なネガティブエネルギー>を
ソウルナビ独自の方法で解放した後、癒しのワークを行ないました

 

 

★体験後 カウンセリング(振り返り)

 

ついに風鈴が出てきましたね!

さて、もう一度風鈴を鳴らし、恐怖症がどの程度改善しているかを確認しても宜しいでしょうか?

Hさんに了承を得たので、体験の直後に風鈴を鳴らしてみました。

結果は・・・
Hさん 「喉の奥が詰まる感じがないです」「あれ?何だったんだろう!、ゾワゾワ感が出てきません!」

不思議そうにキョトンとしておられました。

 

 

☆Hさん2回目 体験の感想☆

それにしても、不思議な世界ですね。
YORIKOさんの力も不思議です。
人を癒せる力や生き方、ほんと尊敬します。

ズバリ風鈴が出てくるなんて、驚きでした。
風鈴を触っても、いつもの様に反応しなかったのも不思議でした。

やったー!って気分でした。
今晩は祝杯だな!と思った時、あれ?サム(前世の名前)の飲んだくれ具合を引き継いでる?(笑)
と、おかしく思いました(笑)
これで完治にむかうと嬉しいです。

自宅から、最寄り駅までの間に、季節感関係なく、
3つも風鈴をぶら下げているアパートの1室があるんです。

そこを通るのが嫌だったんですが、昨日の帰り道は、
いつもの喉がつかえる感覚や恐怖感がなくなってました。
あれ?怖くない??って感じです。
ただ、ほんと変な人が住んでそうな家だなぁと、思っただけです。
不思議でした。

 

 

★セラピスト YORIKOより

前世療法は恐怖症改善に即効性があり、その効果の高さに今更ながら驚きました

そして、恐怖症で苦しんでおられる一人でも多くの方に、この療法を伝えて行きたいと強く思いました。

どうぞ、勇気を持って一日も早く恐怖の感情を手放して下さいね。

そして、不安のない心穏やかな日々を取り戻していただけたらと思います。

真摯に対応いたします。